五条悟くんの初恋は男の子 【呪術廻戦】【男主】

7話 ページ8

「相変わらずクズいね、悟は、」



「うっせえよ」



「どんだけ女引っ掛ければすむんだよ」



「払ってもたかってくるんだよ、働きアリみたいに、」



あれから数年が経ち、俺も高校生になった。





一時も忘れるはずなかった。

一途に思ってるはずだったのに、いつの間にかだんだん自分勝手に拗らせてって。



このどこにもぶつけることの出来ない劣情を、


発散する方法を知らなかった。

手当り次第、女に欲をぶつけ紛らわしてた。






もう会えないかもしれない人を思ったとて、だよなあ、


しってんだよ、うるせえよ、






もう一度、叶うなら、一瞬だけでも






彼女にあわせてくれ。




「まぁ、このままじゃまぁまず結婚はむりね」



「しないでしょ、悟に限って。」





一生手当り次第ってかんじ、と人を好きかっていう2人に腹立つ。



「ばぁーかばぁーか、もう俺には心に決めた奴がいんだよ」









どうしようもなく好きなやつ。


でももう会えるかどうかもわかんねえやつ。


「ふーん、ま興味無いけど」



「今日どっか食べにいく？」



「傑の奢りな」



「金遣いも人遣いも荒いあいつに結婚する資格はないね、」


「それな」


「木っ端微塵にしてやろうか」









また、会えるよな、

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