君、振り向かせるため奮闘中 【男主】【BTS】

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PD｢あの子はアメリカに行かせたよ。




いや、自分から行きたいって言ったんだ。｣




何から何まで自分の思ってた通りで


嫌気がさす。






最後の最後まで


きっとユジュナならここにいてくれる。
そうおもってた自分が馬鹿馬鹿しい。






行ってこいよ、騙されてやる、だなんて
カッコつけたわりに、情けなさ全開で笑いが込み上げそうになる。





PD｢それと同時にお前たちのデビューが決まったんだ。



防弾少年団


として。







違う宿舎へ移動するから各自準備をしとくように。


マネージャーもこっちで決めたから。



金曜日にバンでみんなの送迎を頼んどいた
早めのうちに準備を終わらせとくんだよ｣









デ、デビュー…？




JN｢な、なぜこのタイミングなんでしょうか!!ユジュナは？



ユジュナを含め8人で、


デビューじゃないんですか？｣









PD｢あの子はソロでデビューさせるよ。｣






まるで鈍器で頭を殴られたかのように


衝撃が走った。





ソロ、デビュー??




PDニムの言葉が僕の頭を支配する。




PD｢2年だ。2年アメリカでダンスと歌の強化を。その後帰国して、ソロでデビューさせることになっている。｣




RM｢それはユジュナも了承済みなんですか｣




PD｢しぶしぶね、



彼はこう言ってたよ。｣




いつも隣にいてくれたヒョン達が


今度は向かい側にいるなんて楽しそう、







よきライバルになれるよう精一杯努力してくるよ。







勝手にユジュナがそう言ってる映像が頭の中で流れる。







PD｢お前たちにハンデだ。ユジュナより先にデビューしなさい。




そして少し先でユジュナのことをゆっくり待っててあげなさい。｣

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