君、振り向かせるため奮闘中 【男主】【BTS】

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｢ナムジュニヒョン、英語教えてください｣




それはいきなりのことだった。



いつもの休憩時間。

僕がユジュナを誘拐する前に

光の速さでナムジュニヒョンのところへ走っていき、ユジュナはそう言ったのだった。




RM｢随分急だねㅋㅋㅋ｣


｢ネ、ダメですか？｣


RM｢ダメなわけない！いいよ、


どんなのをやりたい？｣


学校の予習？


そう聞くナムジュニヒョンに、

ぶんぶんと、勢いよく横に首を振るユジュナ。



｢…日常会話｣




RM｢いいよ、簡単なものからいこう。｣





そう言って2人英語をまぜながら、会話をはじめた。


この場合なんて言えばいいの？って真剣な眼差しで聞くユジュナ






僕も、英語できたらな。

教えるまでとはいかないかもしれないけど、あの輪の仲に入れたかな。



羨ましい。



RM｢学校の英語よりは堅くなくていいと思うよ、場数を踏むのがいちばんなんだけど｣



｢そうですよね、ヒョンありがとう。


明日もまた、いい？｣




いいよ、といって頭を優しく撫でるナムジュニヒョン。




明日もか。これからずっとかな。


もうユジュナと休憩時間、一緒に過ごせないの？



そんなのやだよ。







やっぱり少しずつ置いてかれてる





そう確信したのはこのころからだった。

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