防弾少年団と愛され天使くん

1のはち ページ9

JKside



ある日、全員でPDニムに呼び出された。




なにかしただろうか、私利私欲に身を任せ、せっかく手にしたデビューのチャンスを逃すのは痛い。




だから、なるべく身の回りには気をつけてきたはずだ。




レプモニヒョンが、ドアをノックする。




PDニムの入っていいよ、という声が聞こえ、



静かにドアを開け、ゾロゾロと7人とも部屋へと入る。







PD「早速だが、今日呼び出した理由だけど、


お前達のグループに、新しい子を一人加えたいんだ。」






驚いた。




ヒョン達も声にはださないが、すごく驚いた表情をしている。


声にださない、というより声が出ないほど驚いたのだろうか。





というか、何故このタイミングで新メンバーなのだろうか。






RM「…反対はしません、でも、実力の方は、どうなんでしょうか。」






PD「きっと満足してもらえるよ。」




自慢気にニヤリと笑うPDニム。


PDニムにそんな事を言って貰える、そいつに腹が立った。








だいたい、この7人で作り上げたものが、





そいつに入ってきて一気に崩れ落ちるに違いない。






なんでここなんだ。




なんで、邪魔するんだ。









SG「歌のほうだって、7人でもうバランスとれてるんです。」




PD「きっと聴いたら、欲しがるよ。



なぁ、気にならないか？」






やめて、僕の居場所をとるんじゃない。


焦りと、嫉妬と、黒い感情。

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