防弾少年団と愛され天使くん

1のじゅうきゅう ページ20

うわ、上目遣いだ、本当に綺麗な顔だななんて呑気に考えてる場合じゃなくて。







ほんとにこの子を追い込んでる自分が嫌になる。








JK「っ、ごめん。急にキスなんてして」





「いや…えと、大丈夫です

ちょっと恥ずかしかったですけど…」





ふふ、っと無邪気に笑うユジュナにまた顔の温度があがる。



JK「別に怒ってるわけじゃなくて…

ほら、可愛い子供達とか甘やかしたくなるじゃんか。そういう事だよ。」







苦し紛れの言い訳に、



「確かに子供ですけど…」




むっとするユジュナ。




「もう少ししたら大人っぽくなりますから、待っててください！」








これ以上綺麗になってどうするのだろうか

これ以上他の人を魅了してどうするのだろうか。




JK「それは楽しみだなぁ。おやすみウリエギ〜」




「もう、おやすみなさい。」







拗ねた様子の中にも笑顔が垣間見えた。


どうやら本気で怒ってるわけではないようだ。






良かった、距離を置かれたらどうしようかと思った。



そんな痛み耐えられるわけない。

こんな14歳に恋なんかして、本当にどうかしてる。




でも14歳には見えないくらい、大人で、綺麗で本当に美しい。







僕のものにしたいっていう汚い黒い欲がでてきてしまう。





ほかのヒョンに取られたらどうしよう、とか


この子を知られたくないとか









僕だけのものなんかになるはずないのに。






また静かに泣きながら、眠りについた。

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