防弾少年団と愛され天使くん

1のじゅう ページ11

JKside





帰ってきたら、そこにいたそいつ。

マネージャーが連れてきたのだろうか。

二人で話している後ろ姿が見えた。


僕達に気づいたそいつは、がた、っと慌てて椅子を引き、僕達の前に立った。






息を呑むほどの綺麗な顔だ。


中性的でフェミニンな顔付き。あぁ、ずるいこんなの勝ってこないじゃないか。




よく見たら14歳にしてはタッパある。






「キムユジュンです。

たくさん迷惑かけると思いますが、
よかったらよろしくしてください…」





緊張のせいか、伏せ目がちで、自己紹介したこいつ。




ジンヒョンと、ユンギヒョンはあの話のあと、PDニムから、何か話を聞いていた。




いったいなんのことだろうか、こいつのことだろうか。






TH「どこから来たの？綺麗な顔だね！」




コミュ力お化けのテヒョンイヒョンが、初対面のそいつに話しかける。




「あ、いや、そんなことないです。

テヒョンさんの方がかっこいい…です」






TH「は、」





あ、固まった。





真っ赤な顔で硬直してるヒョン。


それを見て、小動物のように焦りまくってるあいつ。








JM「名前、もう知っててくれてるの？」




JH「うわぁーほんとにできた顔だね」



JN「部屋は、歳の近いジョングギ、よろしくね」







は？





JK「こいつとですか」

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