関西の狂犬？いいえ、ただの子犬です【2】【Aぇ! group】【男主】 (ページ11)

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佐野side

椅子に深く座り、Aくんが語った恋愛観が載った雑誌を読む

本人の横でめちゃくちゃ頷きながら。

『ちょ、ちょ晶哉もうやめてくれ、、、』

さすがに真剣に雑誌を読まれるのが恥ずかしくなったのか、

痺れをきらせたAくんがちっさな声で話しかけてくる

佐野「年上がタイプ、、、」

『まちゃや〜〜いい子やから雑誌ないないしよか？』

俺が読んでるページをちっさな手で頑張って覆い隠そうとしているAくん

佐野「ちょ、邪魔せんといてください！」

あまりにも華奢な手は簡単にどかすことができる

こんなちっさい手でなんもできひんやろうに

『晶哉、せめておうちで読んでくれ…』

佐野「家族もAくんファンすもん、今読んどかな雑誌取られちゃいます。」

いつの間にか耳まで真っ赤で手で顔を隠してる

そのちっさい手で隠れるちっさい顔…めちゃくちゃ可愛いんよ…

『もーあかん。今日は佐野離れする！！！』

流石にいじりすぎたのかいきなり立ってほかのメンバーのとこへ行こうとする

佐野「うわーん、冗談ですやん！！」

『リチャくん〜！！』

草間「え、なに？またボタンかけ間違えたん？」

『そんな毎回毎回掛け違いませんよ！！笑』

リチャくんの座っている椅子へ移動し、ちょっかいを出しに行くAくん

なぁ、やっぱ歳上じゃなきゃあかんの？