【立海】またフラレたので髪切った (ページ3)

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丸井くんページ3

これは神様のいたずらでしょうか？

「…お前…」

私は横にいる彼をみた瞬間心臓の鼓動がはやくなった

『…。…あ、その焼きそばパンあげます。』

今日も買えなかった。
いいや、友人の弁当でも食べさせてもらおう
教室に戻ろうと例の彼に背をむけて早歩きした

…はずだ

グッと腕を引かれた

腕が痛い

『なんですか』

「お前、あのときの女だろい！？」

『あの時ってどのときですか？私には名前があります』

腕、掴まないで下さいと言って振り払う

私は冷静にしている
そう見せている

しかし、本当は心の中でヤバい、ヤバいヤバいと焦っている

「でも、ぜってぇーお前なんだよ！そのショートカット！あー、名前なんだっけな…ジャッカルがいれば！！」

あー、焼きそばパン奢らせるつもりだったのによー！と悔しそうにしている

どんだけ食べ物に執着あるんだよ

『…では私はこれで』

再び、早歩き開始…教室に戻り友人の席につく

「あれー購買いったんじゃないの？」

『…丸井くんがいた…』

丸井くんという単語に反応して友人は笑いだした

「ブハっ…凄いね。A、モテキじゃーん！」

『…髪、切ったからバレたし最悪だ』

今で丸井くんとは遭遇していたがバレてなかったのに
私は馬鹿だ。何してんだ
まぁ、馬鹿だからそこまで頭が働かないんだけども

頭を抱えていると
教室のドアが激しく空いた

私は机の下に隠れた

「逢坂ってやつここにいねーか？」

ま、ま、丸井がきた…しかも後ろに
あの天使ジャッカル桑原を添えて…

とりあえず、机の下に潜り込んだが
それは2秒で意味のない行動に終わった

「見つけたぜ？逢坂さん？」

『み、見つかっちゃったー』

逢坂A大ピンチ