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丸井くん ページ6

ジャッカルくんと丸井くんが
揉め出して数分、私は待たされていた





私は待つのが大嫌いだ
1、時間が無駄
2、待つという行為が面倒だから






我慢していたが痺れがキレた



『揉めてる時間があるなら帰ります』





私は二人に言い捨て廊下を進む




こんな時間があるんだったら
家に帰って寝たい





グンッと私の腕を引っ張られた





「待ってくれ!お願いだ。あいつの話聞いてやってくれないか?」




ジャッカルくん(天使)の頼みなら仕方ない
私は彼に恩がある






私は彼に背を向けたまま


『わかったよ』


と言い、誰にも見えないように笑顔を作って振り向いた















「…あ、あのよ…あ〜なんで俺が」




ブツブツと呟き、頭をかく丸井くん




はやくしてくれ




ジャッカルくんに目を向けると
丸井くんの保護者かのように見守っている






「あのよ、わ、悪かったな…」


やっと言った



『気にしてないよ。帰っていいかな?』





「…ん、あぁ、でもお前、なんか怒ってね?」





『怒ってないってばー』



顔がひきつる



「いやいや怒ってんだろ!なぁージャッ『怒ってねーって』





ヘラヘラしながら言われるもんだから
おもわず口調が荒くなった





親しくないからこんなこと言いたくないが、
これ以上話すと丸井くんを苦手になってしまう





謝りにきたのもジャッカルくんに言われたからだと予想する




彼は悪いと思ってないだろう
それくらいわかるさ
顔に出てる






『もういいかな?』






私は返事を聞かず、二人から去った




ジャッカルくん、余計なお節介はいらなかったなぁ






「お、おい待てよ!」




丸井くんの声が聞こえた気がしたけど
無視した





というか、あの二人私のクラス知ってたんだ

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ちょす。(プロフ) - 紗衣さん» 紗衣さんこんにちは!楽しんでいただけてほんっっとうに嬉しいです!読んでいただきありがとうございました! (2019年1月30日 14時) (レス) id: ad036359fb (このIDを非表示/違反報告)
紗衣(プロフ) - 執筆お疲れ様でした!毎回更新されるのが楽しみな作品の一つだったので無事最後まで見ることができて嬉しいです!今までいい作品をありがとうございます! (2019年1月30日 8時) (レス) id: 7d9698e044 (このIDを非表示/違反報告)
ちょす。(プロフ) - 白浪美鎖@更新遅さん» 嬉しいお言葉…!ありがとうございます。更新頑張れます! (2019年1月18日 23時) (レス) id: ad036359fb (このIDを非表示/違反報告)
白浪美鎖@更新遅(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張って下さい! (2019年1月18日 19時) (レス) id: 31cb5193da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょす。 | 作成日時:2019年1月4日 0時

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