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橙 side



とりあえず仕事が終わって望の家でまったりタイム



ふかふかなソファの上であったかい珈琲をすすってると望が口を開けた



桃 「 照史さ ... また変なこと考えてへん ? 」



なんで分かるん ... ?



「 うん ... でも大丈夫やて ! ほら元気やし 、な ? 」



桃 「 ... 嘘ついてたら金輪際ちゅーもぎゅーもなしやで ? 」



... それは困る



「 っ ... の 、望はさ ? なんで俺なんかを選んでくれたん ... ? ほら 、流星とか崇裕とかもん
、」



ぎゅっ



桃 「 そんなもん好きになったことに理由なんていらんやろ ? 照史やから 、好きやから 、それじゃあかんかった ... ? 」



そういうとこ 、ほんまずるい ...



気がついたら俺は望の腰に手を回し 、溢れんばかりの涙が頬をつたっているのが分かった



「 んっ ... 」



桃 「 照史泣きすぎやってもー笑 」



ちゅっ 、ちゅっ 、ちゅっ



そう言って俺の頬につたっている涙を吸っている望



「 こしょばいからやめっ 笑 」



桃 「 やーっと笑った 」



「 え ?」



桃 「 俺は照史の笑った顔がいっちばんすき 」



" これからもずっと俺のもんやし 、俺の隣におってな ? "



なんて 、そんなんもちろん 、



「 ん 、これが返事や 」



ちゅっ



俺は返事の代わりに望の唇に向かって自分の唇を重ねた



.

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作者名:鷕 . | 作成日時:2019年1月24日 16時

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