セカンドラブ (ページ3)

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少年A

俺には可愛い妹がいたんだ

でもある日学校から帰ると

平日なのに何故かもう家に

両親が帰って来ていて

二人とも泣いていた

少年A「アッパ、オンマどうしたの?」

更に嗚咽をこらえられず涙を流すオンマ

アッパは俺を抱き締めながら

アッパ「私達の可愛いサランが天に召されたんだよ」

俺はそれを聞いて一瞬

いつも俺達を楽しく笑わせてくれるアッパ

これは何の冗談?

こんなの全然笑えないよ

少年A「そんなの嘘だ!」

アッパ「残念ながら本当なんだ」

少年A「うわーーーーーーーーー」

俺達家族は一晩中サランの事を思い泣いた

葬場でサランを見送った後も涙は止まらず

そして次の日の朝アッパが言ったんだ

アッパ「もう泣くのは止めよう。これではサランが心配して天国にも行けない」

オンマ「そうね。私達の可愛いサラン今までありがとう」

少年A「俺サランの分も長生きする!まだまだ会えないけどその分頑張って生きるだから見守っててくれ!」

そしてサランの事を思い出すと

泣きそうになる事もあるけど

出来るだけ笑うようにしたんだ

サランが悲しむから

少年A「だから死のうなんてしないでよ。そのオッパも絶対にヌナが自分から死のうとするなんて悲しむはずだよ。だってヌナがそこまで愛した人なんでしょ?」

そう俺が言うと

大声で泣き始めたヌナ

長い間泣いてたかと思うと

『ありがとう。私頑張って生きる』

そう言って笑顔を見せたヌナはとても綺麗だった