∽192∽何度も何度も ページ8
雀田side
私と日向は魔法を放った。
日、雀「「(いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！)」」
大魔女「…」
…？
魔法が大魔女に向かっているのに、
大魔女はなにもしようとしない。
…え？
攻撃とか防御体制とかしないの？
なぜ？
…もしかして、諦めたとか？
降参？…降参？
大魔女「…だから言ったのに…」
大魔女がﾌﾞﾂﾌﾞﾂと呟いた。
日向「？」
大魔女が、
向かってくる魔法に向けて、
指を鳴らす。
ﾊﾟﾁﾝｯ！
その瞬間、
ｼｭｩｩｩｩ…
私と日向の魔法は跡形もなく消えていった。
雀田「…うそっ…
何で、私は強化魔法を…」
日向「！
…(もう勝てない…！？)」
大魔女「…強化魔法？
ﾊｯ…
確かにあの魔法は驚いた。
…強い魔法なのだと思ったが、
案外そうでもなかったな。
つまり、お前らは
強化しようがしまいが、
私には勝てない、ということだ。
…残念だったな。」
そう言って大魔女は嘲笑う。
大魔女「…火属性と聖属性魔法…
いい能力を持っていながら、
己が弱いせいで、本来の力がだせていない。」
雀田「だから、何よ。
弱くても弱いなりに頑張るの・・・。
あなたに分かるわけないじゃない！！
聖属性魔法"
私は大魔女に向けて、魔法を・・・
ﾊﾟﾁﾝｯ
大魔女「お前のような貧弱なものに負けるか。」
・・・また、大魔女が指を鳴らして
魔法が消えた。
雀田「…まだ。」
また、私は魔法を唱える。
ﾊﾟﾁﾝｯ
大魔女「無駄だ。」
また、魔法が消える。
雀田「・・まだ。」
また、私は魔法を唱える。
ﾊﾟﾁﾝｯ
大魔女「無駄だ。」
また、魔法が消える。
雀田「まだ。」
また、私は魔法を唱える。
ﾊﾟﾁﾝｯ
大魔女「無駄だ。」
また、魔法が消える。
雀田「まだ！」
また、唱える。
ﾊﾟﾁﾝｯ
大魔女「無駄だ。」
また、消える。
雀田「まだｯ…」
また、
ﾊﾟﾁﾝｯ
大魔女「無駄だ。」
また、
雀田「まだｯｯ」
また、
ﾊﾟﾁﾝｯ
大魔女「無駄だ。」
また、
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作成日時：2018年2月18日 20時
