∽224∽ 新たな魔法 ページ41
夢主side
宮侑「弓矢を持っているイメージをして、」
『あ、はい。』
宮侑「そして、力を込めて、火を吐き出すように、」
『はい！』
宮侑「そして、俺が唱えたように言うんや。」
私は宮侑さんの言う通りにやる。
そして、
『火属性魔法"
私がそう唱えると、
私の手から、炎に包まれた弓矢が現れ、
私がその弓矢を引くと、
炎に包まれた矢が放たれた。
ﾊﾞｧｧｧｧﾝｯｯ！！
そして、その矢は的のど真ん中に命中した。
『！！！！』
宮侑「おぉー！！」
日向「Aすげぇーー！！」
当たった、当たった…！！
しかも、新しい魔法を覚えることができた！！
『あ、ありがとうございます！宮侑さん！』
宮侑「どーも。」
そして、次に宮侑さんは翔陽の方へ行って、
私と同じ技を教えている。
よし！もっと頑張ろう！
しばらく時間がたって、
翔陽も魔法が使えるようになり、
大喜びしていた。
溝口「次は、このボールを使って、遠くに飛ばす訓練だ。」
と言われ、一人一個ボールを持たされる。
…なんか、既視感があるような…
溝口「何か困ったことがあれば、
魔導士の宮侑も来ているから、色々と聞くように。」
そう言われたので、
私は宮侑さんの方をﾁﾗｯと見る。
あ、ﾆｺｯ、ってされた。
あらやだイケメン。
日向「顔キモいぞ」
『もとからだよ❤️』
日向「…」
いや、引くなよ翔陽…
皆が次々とボールを投げていく。
日向「ｳｫｫｫ!!!」
と言って、翔陽はボールを投げるが、
ﾎﾟﾄﾝｯ
日向「あれ？8m？」
全然飛ばない。
てか、8mてヤバくないか。どうした？
宮侑「翔陽くん。これはな…」
宮侑さんが翔陽に何かを教えている。
…羨ましいｨｨｨｨ
そして、何かを教えてもらったからだろうか、
翔陽はスッキリした顔で
もう一度ボールを持ち、投げた。
ﾋﾞｭｭｭｭﾝｯｯ…
ボールは空高く舞って、落ちた。
日向「333m！！よっしゃぁぁぁぁぁ！！」
え？333m？
飛びすぎじゃない？
翔陽に、何を教えたミヤアツム…！！
宮侑「Aちゃんにも教えたろか？」
『あ、はい、イイエ！お願いします！』
宮侑「…どっちやねん。」
…すみません。
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作成日時：2018年2月18日 20時
