∽221∽ 魔導士 試験制度 ページ38
夢主side
時は過ぎ、団の本部。
練習が終わり、皆がロビーでくつろいでいる。
私は少し気になったことがあったので、
2年生に話しかける。
『あの、』
二口「ん?」
二口さんはダルそうに答える。
『魔導士の試験の事なんですけど、』
白布「?」
『宮侑さんとかっているじゃないですか、』
福永「Aのお気に入り…」
福永さん、ボソッと言わないで。
国見が私を死んだ魚のような目で見てくるから。
国見「…」
ほらぁぁ!!!
…ゴホンッ!気を取り直して。
『あの人たちって、二口さんたちと同じ2年生ですよね。
魔導士や魔導魔法団に入るには、
成人かこの学園を卒業することが条件だと思うんですが…
どうして、あの人たちは2年生なのに入れたんですか?』
二口「制度が変わったんだよ。
前までは卒業済みor成年
っていう条件だったけど。
宮侑とかは相当な能力を持ってるから、
国王は
こんな才能の塊を放ってちゃいけない!
みたいな感じで、制度を変えたんじゃね?」
白布「飛び級みたいな感じ。」
『なるほど…有り難うございます。』
二口「はいはい。」
遠くから国見が、
そんなことも知らないのか…
なんて言って嘲笑ってきたので、ドロップキックをかましといた。
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作成日時:2018年2月18日 20時