∽214∽ 目を覚ますと ページ30
夢主side
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ…ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ…
『ん…』
目覚ましの音が部屋中に鳴り響き、目を覚ます。
眠い目をこすって、起きようとした。
『ん…？』
眠い目をこすって、目を開ける。
すると、そこには牛島さんの顔があった。
牛島「起きたのか。」
え？何でここに？
鍵しまってたよね？
ここ、私の部屋なんだけど。
『ｳﾜｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ！！！！！！！』
牛島「…！」
私が叫び声をあげた瞬間、
廊下を走る音が聞こえた。
「どうしたA！！何があった！！！」
「朝からうるさい…」
「Aちゃーん、もしかして、及川さんの夢を見てたのー？」
「うるせーよ、及川。」
「え、酷い！！！」
外が何やら騒がしい。
ｶﾞﾁｬｯ、と扉が開く。
日向「Aー、どうしたん…」
国見「おい止まるなよ、日…」
及川「Aちゃーん…ｹﾞｯ」
花巻「え？」
皆、牛島さんを見るたびにフリーズしていく。
牛島「すまん、見に道に迷った。」
「「「「ｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｴｯｯ…！？」」」」
日向「なななななんで、ウシワカがっ！？」
国見「道に迷ったってどういう道の迷い方だよ…」
及川「ちょっと、Aの部屋に入るなんて卑怯だよ！
ずるい！羨ましい！」
花巻「歯ァ食いしばれ、及川。」
及川「ｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ」
それから、牛島さんは
申し訳ない、じゃあ戻る。
と言って、その場を去っていった。
『(何なんだ、あの人…)』
あ、てか今日学校じゃん！
急いで支度しないと！！
『ｧｧｧｧｧ…！！』
朝から散々な目に会った…はぁ…
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作成日時：2018年2月18日 20時
