∽208∽ 安堵 ページ24
日向side
『ﾌﾌｯ…』
Aは、俺達の光景をみて
目に涙を浮かべながら微笑んだ。
『私、生きてて良かったです。
また、皆と会えて。
本当に嬉しいです。』
及川「Aち"ゃ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ん"ん"ん"ん"…」
そういって、及川さんはまたAに抱きつこうとする。
雀田「やめろ、及川！」
花巻「そうだそ、クソ川！」
黒尾「クソ及川！！」
及川「皆、酷い！！！」
『あ、そうだ。
国見が隣の部屋にいるんで、
国見の所に行きませんか？』
二口「おぉ、そうだな！」
そういって、皆で隣の部屋へ。
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ…
国見の病室の扉を開けると、
国見「…ん」
ﾓｸﾞﾓｸﾞ、と塩キャラメルを呑気に食べている国見が。
しかも、小さいサイズの国見から元のサイズの国見に戻っている。
日向「くぅぅぅぅぅにぃぃぃぃぃみぃぃぃぃぃぃ！！！！」
Aみたいに抱きつこうとしたら、
即断られた。
酷い。
及川「国見ちゃん！！！
大きくなったねぇ…」
黒尾「おぉ…見ない間に…」
国見「まとめて吹き飛ばしますよ？」
及、黒「「ごめんごめん、冗談だって。」」
雀田「体の調子はどう？」
国見「大分いいです。
…少し傷跡はありますが。」
二口「そうか、でも二人とも回復してくれて良かった。」
国見「皆さん、俺らのために有り難うございます。」
及川「いいのいいの！二人とも俺達の仲間だもの！
助けるのはトーゼン！！」
白布「もう明日には退院出来そうだね。」
『そうですね！』
福永「本当に良かったよ、二人が回復してくれて。」
日向「本当に心配したんだからなっ！！」
国見「…日向も有り難う。」
日向「おう！」
国見「…後、Aもありがとな。」
『…こちらこそ！』
俺たちはしばらく病院にいた。
そして、翌日。
Aたちは無事に退院でき、
団の本部へと戻ってきた。
「…そろそろ、言うべき…だよね？」
「…そう、だな…」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
小さくなった国見の話↓
※この話以降ずっと国見は小さいままです
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/2e9d9daa0632/?p=%B0%A6%CE%A4&&ans=9
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作成日時：2018年2月18日 20時
