雷門の転校生は天才万能少女 (ページ38)

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番外編　HappyHalloween　※衝動書き ♯ ページ38

やぁ！瑠奈さ！今は部室で、マネジに小悪魔のコスプレさせられてるよ！

被害者第一号が来た。

『trick or treat！お菓子くれなきゃ悪戯するよ☆』

「？！誰？！」

『え酷いっ』

わかるけど、即行でそれは酷いと思うな。てかぞろぞろ来た。ちょ、多すぎ・・・。

「・・・いや誰だよ？！」

『皆酷い』

態とらしく泣き真似をしてみる。

「お前は何してるんだよ・・・」

「ハロウィンだけど、自分からやるとは」

『誰が好きでこんなことやらなきゃいけないんだよ！』

「あーあ、可愛いのに」

今の格好→黒ワンピース＋お団子＋カラコン(赤)

『ひとつだけ言わせて。風丸、お菓子頂戴』

「其処？！・・・あ、飴あった。ほい」

『飴美味しい・・・』

風丸がお菓子を持っているとは、少し驚きだ。なんか豪炎寺が青い。言ってみよ。

『豪炎寺、trick or treat』

「悪いが今持ち合わせがない」

『じゃあ悪戯、だね？』

やった♪成功！何をしようかな～、あっ、決めた！

『これ読んでよ。待たせたな』

ボイスレコーダーを仕掛けてあるため、準備万端だ。

「またてたな・・・あ」

[またてたな]

『良かったね！一ヶ月はからかわれる日々だ』

「あﾞあﾞぁぁぁぁ！！！！！！」

ボクが極上の営業smileを浮かべたのと大絶叫が響き渡ったのは言うまでもない。

「trickortreat。お前は持ってるのか？」

『あ、ないや。ボイス消す以外ならやっていいよ』

「えーっと、円堂をお兄ちゃん呼びしろ」

『どのくらい？』

「五分。あと、甘えろよ？」

『了解。これから完全に役に没頭するから』

～＊☆～＊☆

円堂side

『ねぇねぇお兄ちゃん！』

「うおっ！な、なんだ？」

『サッカーしようぜ。罰ゲーム付きで』

瑠奈が黒い笑顔で俺をお兄ちゃんと呼びながらサッカーボールを掲げています。何が起こっているんでしょうか？

『やろうぜー、なぁやろうぜー、お兄ちゃんサッカーやろうぜー』

俺の膝の上でゴロゴロ転がりながらねだってくる。可愛い。持ち帰りたい。

「此処まで抵抗が無いものなのか？！」

『んー、あっ！修也兄ちゃん、でいいのか？豪炎寺』

「えっ嗚呼」

珍しい。豪炎寺が動揺してる。でも、キャラ１８０°変わってるから仕方無いな。

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楽しんで貰えましたか？
これは作者の自己満足で書いています。
これからも、『万能少女』を宜しくお願いします。