#17 ページ17
.
・・・ガチャッ
あ、蘭ちゃんが入ってきたのかな。
シャンプーのいい香りがする。
と思った次の瞬間、フワッと自分の身体が宙に浮きベッドに下ろされるのを確認して
バッチリ目が覚めた私。
『ちょっ、なんで、』
蘭「あ?何だ起きてたのかよ。
お出迎えがなかったけど〜?」
『今起きちゃったの!』
蘭「ふ〜ん。
んじゃ、おやすみ」
『おやすみ・・・じゃなくてっ!』
蘭「なんだよ」
『おかしいよね?
なんで私蘭ちゃんのベッドにいて抱き締められてるの?』
蘭「お前抱き締めてねぇと寝れなくなった」
私の身体はすっぽり蘭ちゃんの腕の中に収まっていた。
・・・温かい。
この体温がなんだか妙に落ち着く。
「もう遅いから早く寝ろ」と頭を撫でられると忘れていた眠気がやってきた。
・・・一緒に寝るのも悪くないかも。
『・・・おやすみなさい』
蘭「ん、おやすみ」
こうして2日目の夜は更けていった______________
.
.
『・・・く、苦しい』
朝起きると蘭ちゃんの腕と足が私に巻き付くようにくっついている。
苦しいし、狭いし、暑いんだけど!
せっかくの大きなベッドも2人で固まってたら何の意味もない。
『蘭ちゃんっ・・・重い・・・』
蘭「んー」
蘭ちゃんは身を捩って唸るように声をだしただけで起きることはなかった。
私を抱き枕にした態勢はもちろんそのままだ。
やっぱり一緒に寝るのやだ!
.
.
.
916人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
@じゅら - ちょっと待って待って待って(?) うん(?)神 (12月18日 23時) (レス) @page42 id: d21974408e (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 蘭ちゃん…♡ (2022年11月14日 19時) (レス) @page1 id: aa189a2955 (このIDを非表示/違反報告)
生卵 - 廉君乙ですねえW (2022年2月20日 21時) (レス) id: 15515428c9 (このIDを非表示/違反報告)
生卵 - 夢主ちゃんになりてえww 更新頑張って下さい!! (2022年2月20日 21時) (レス) @page38 id: 15515428c9 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 蘭ちゃん最高!!更新頑張ってください!!!!!! (2022年2月19日 13時) (レス) id: 9c620ed8f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:airi | 作成日時:2021年12月16日 11時