RMPGにはクールな紅一点がいるようで。

＃ 喧嘩 ページ28

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Aside










今日は朝から体調が悪かった。







喉が痛くて体が重い。熱も38℃あって。




でも今日はリハと会議があるから休んでられない。








薬を飲んで何とか事務所に来た。








中に入るとすでにほぼメンバーが揃ってて。











『ごめんなさい、遅くなりました』






LIKIYA「おはよう。

全然集合時間に間に合ってるから大丈夫だよ」







陣「でもAが一番乗りやないの珍しいな？」







『ちょっとのんびりしちゃってて』







壱馬「･･････」












机に荷物を置いて空いているRIKUさんの隣の椅子に腰かけた。










RIKU「何か顔色悪くない？大丈夫？」







『そうですか？

あ、メイクしてないからですかね』







樹「声かすれてない？」








『昨日加湿器つけて寝るの忘れとって朝起きたら部屋乾燥してたんよ』








壱馬「･･････A、お前熱あるやろ」













眉間にしわを寄せながら私の前に来た壱馬。





この人には絶対バレると思って楽屋に入ってからわざと目合わせんようにしとったのに。



やっぱ壱馬には何でもお見通しやな･･･













陣「は？ほんまかA」







『いや微熱なんで全然大丈夫です」







壱馬「微熱とかの問題やないやろ」






LIKIYA「熱があるなら連絡してくれればよかったのに。

リハはまだ日数あるから間に合うし、会議だってリモートで出来たよ」






彰吾「とりあえず真柴さんに連絡して車回してもらいますか？」







『いやいや、本当に大丈夫です！

私の事は何も気にせずに予定通りやりましょ』








壱馬「気にするやろ。

体調悪い奴がおんのに普段通り仕事できるん思っとんの？」







慎「壱馬さんちょっと落ち着いて･･･」






壱馬「体調悪いくせに無理して倒れたりしたら

それでこそみんなに迷惑かかるんやで？

ちょっとは考えて行動しろや」








『･･････』







RIKU「壱馬、A今体調悪いんだからさ

もうちょっと言葉選んであげようよ」













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