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side.you













『あ、ちょっと、んっ…』




ゆっくりと近づいてきた広斗は
そっと私の首に顔を埋めて
チクっと印を付けてきた





広斗『今のところはこれで我慢するは』

『首って…隠せないじゃん』

広斗『…隠す必要あんの?』

『え?』

広斗『お前は俺の女。俺の女に印つけてなんか問題でも?』

『いや、問題って…』

広斗『服着ろ』

『はい?』

広斗『早く』

『はい…』







強引というか


自分勝手というか


マイペースというか



まぁどれも広斗らしいか。笑





服を着ると

広斗『あいつどーせ、そわそわしてんだろ、一人で』

『あー、雅貴?』

広斗『そ。だから行くぞ』

『はーい』






朝ごはん作らないとだし、ちょうどいっか?







二人でリビングへ向かうと
リビングを歩き回ってそわそわしてる雅貴の姿







私らにも気付かずに一人で
ブツブツと呟きながら歩く姿に思わず笑ってしまう






雅貴『…わ!!!!お!!お二人さん!揃ってご登場で?』

広斗『んだよそれ』

『雅貴おはよ、さっきはごめんね?』

広斗『なんでお前が謝んだよ、悪いのは雅貴だろ』

雅貴『いや、あの、ごめんね?お兄ちゃん邪魔しちゃったね?』

広斗『ほんと、邪魔』

『もー、広斗もそんなに怒んないの』

広斗『…』

雅貴『あのー、お二人はー、そのー…』

広斗『昨日から俺の女、今後一切触れんな、そんで、俺の部屋へは無断で侵入禁止』

雅貴『へぇー、あー、そうなの?お、おめでとーははははー』






広斗の圧に負けてしまってる雅貴は
絵に描いたような笑い方をしてる





名前『みんなおはよー、広斗がいる、珍しー』

『お姉ちゃんおはよ!』

雅貴『名前!!!知ってたか!?広斗とAが…!!!』

名前『付き合ってるって話?』

雅貴『…知ってたんかーーーーーい!!!』





朝から何度も雅貴の声が響き渡る朝でした。笑













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作者名:M | 作成日時:2018年11月4日 23時

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