検索窓
今日:17 hit、昨日:26 hit、合計:324,543 hit

…16 ページ17

.
side.you






どれだけ時間が経ったかもわからないまま





ようやく落ち着いた震えに





少し安心していると








『おい』

『!!!!!』


















広斗『ここにいたのかよ』

振り返ると、顔に傷を負った広斗がいた





私が勝手な行動をしたから




私が大きな声を出したから





彼に傷を負わせてしまった






気づけば涙が頬を伝っていた








広斗『なに泣いてんの?』





そう言って私の隣に座る広斗






『…っ…ごめんなさいっ…はぁ…ごめんなさい』

広斗『別に』

『…傷…っ…ごめんなさいっ…はぁ…』

広斗『こんなのいつものことだ』

『…はぁっ…でも…っ』

広斗『…ごちゃごちゃうるせぇよ』

『!!!!!!』






言葉とは裏腹に





いつの間にか





私は広斗の胸に






暖かく、優しい香りに包まれて








抱きしめられた













.

…17→←…15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (80 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
498人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:M | 作成日時:2018年11月4日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。