バリキャリねぇさん (ページ5)

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_yugo

〝見にきて欲しい〟

たぶん色々気を使い過ぎて連絡出来ないであろう北斗の代わりにそうAに連絡を入れた

Aとはじめて会ったのはまだSixTONESを組む前
北斗と同じグループになったのがきっかけだった

レッスン終わりに北斗から時間あるかと聞かれて飯でも行くのかと思ってある。と答えたら連れてこられた隠れ家的レストラン
そこでAを紹介された

まず北斗が紹介するって言ってきたのがびっくりだしその相手が女性なことにもびっくりした

話を聞けば静岡時代、近所に住んでいたお姉さんで何かと世話になってるらしい
事務所に入ってもずっと応援してくれて気にかけてくれてるって

なんで俺なんかに紹介するのかと聞きてみたら紹介しないといけない気がしたってただそれだけらしい

それからずっと俺もお世話になってる
連絡先は交換したけれど最初連絡して良いのかわからなくてそのまま放置してた
３人で飯や買い物とか色々行くうちに普通に連絡取れる様になったし、Aと2人だけでも会うようになってた

ご飯に連れて行ってくれたり、プレゼントくれたら、ちょっと纏まった休みが取れれば３人で旅行とか一緒に行った

グループの現場があるたびにケータリングや差し入れとかしてくれてて流石にやりすぎって北斗に言われてた時はちょっと凹んでてその姿は年上と思えなくてちょっと笑った

俺より少しだけだけど年上だから色々相談にも乗ってもらった
事務所の人間には言えないような話だったり色んな話しをした

それは多分北斗も同じだと思う
Aってなんか安心するんだよね
包み込んでくれるって言うのが正解かわからないけど何故か安心するし実家か？って雰囲気がある

北斗と俺の中でAはめちゃくちゃ大切で他に知られたくなくていつからか事務所の人間にAの存在を話さないって暗黙のルールみたいなのが出来てた
A年下好きだし会わせたらめちゃくちゃ世話焼いて甘やかすと思うから

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