ウチの最年長の秘密② (ページ48)

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北斗side

昨日のうちにマネージャーにこーちのことを連絡して何とか調整してもらい休みにしてもらった。

偶然俺と樹は元々オフだったから2人でこーちの看病役を任された。

残りの3人はすごく心配しててジェスなんか仕事休む！って言うからマネージャーに強制連行してもらった笑

こーちの様子見てこなきゃ。

こーちの部屋に入るとすやすやと気持ちよさそうに眠っていて、熱を測ってもらわなきゃいけないからポンポンと肩を叩いて起こした。

北「こーち、おはよ。熱測って。」

髙「ん……ふわぁ〜」

北「見せて。」

髙「ん……」

北「37.7……うん。下がってるね。」

髙「北斗、、病院……行かなくていい？」

北「いいけど、今日は大人しくしてること。昨日のうちにマネージャーに言ってオフにしてもらったからゆっくり休みな。」

髙「…………ごめ。」

北「なんで謝るの？」

髙「ｸﾞｽｯだって、、迷惑……」

北「あぁ〜泣かないで。しょうがないよ。体調悪い時くらい休みなよ。」

髙「うん……ありがと。」

北「落ち着いた？」

髙「うん……」

北「こーち、お粥食べる？」

髙「少しなら食べる。」

北「分かった。お腹は痛くない？」

髙「うん、治まってる。」

北「そっか。じゃあ温めてくるね。」

髙「ほく……行かないでｸﾞｽｯ」

北「え、でもお粥食べるんでしょ？」

髙「……1人やだ、、」

何このあざとい生物。ほんとに年上かね？

こういうところズルいよね笑

しょうがない。樹叩き起して頼むしかないな。

北「分かった。樹に頼むから連絡だけさせて？」

髙「うん……」

北「あ。樹？おはよ。悪いけどお粥温めてこーちの部屋に持ってきてくれる？」

樹「ん〜わかった〜こーち熱は？」

北「ん〜下がってたよ。」

樹「そっか良かった。」

北「んじゃ、お願いね」

数分後

樹「お待たせ。」

北「ありがとう、樹。」

髙「あーんして？」

お前……もう何?!ほんとに最年長？

上目遣いされたら断れないじゃん。

北「はいはい、あーん。」

樹「え、こーち可愛い、、」

パクパク食べてあっという間に完食。

良かった。

午後からは元気になったからってめっちゃはしゃいでた

元気になってよかった。

可愛い最年長だよね。

END