ウチの最年長の秘密② (ページ28)

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にじゅうにページ28

京本side

今日は久しぶりのドライブ企画で樹の運転でどこかに行くらしい。

向かう先は教えてくれなくて、6人で車に乗ってコンビにで必要なもの買っていつものように騒いでいた。

でも、隣に座る髙地が気になった。真ん中に座ってるからか、酔ったのかも。

髙地は数日前から貧血気味で頭痛と吐き気が続いてるらしくて酔いやすいみたい。

京「こーち、酔った？(ﾎﾞｿｯ)」

髙「……(頷く)」

京「樹、まだ着かない？」

樹「なんで〜？」

京「ん〜髙地酔ったっぽいから」

樹「マジで？もう少しかかるかも。」

北「こーち、、」

髙地の方を見ると口を押えていて手からはみ出していて髙地の服が汚れていた。

京「大丈夫だよ、袋あるからね。手も綺麗にしよ？」

みんなの前で吐くのが嫌なのか全然吐こうとしない髙地

京「大丈夫、誰も気にしないから。」

ポンポンと背中を強めに摩ってみると髙地の背中が波打つのが分かった。

髙「ううっ……ｵｪｯｹﾞﾎｯｵｴｯ……ｸﾞｽｯｵｴｯｵｴｯ」

樹「パーキングエリアに止まるね。」

京「うん、ありがとう。」

髙「ごめん……ｸﾞｽｯ……ﾊｧﾊｧ」

北「落ち着いた？」

樹「着いたよ。」

京「まだ吐きそ？」

髙「ん〜吐き気はあるけど吐くものない……」

北「とりあえずトイレ行く？」

髙地はフラフラしてて支えがないと歩けない感じ

トイレに着くと個室に入って嘔吐く髙地。

上手く吐けてなくて胃液が出てくるだけ……

北「こーち、お水飲まない？」

お水を飲んですぐ戻しちゃってて……でもすっきりしたみたいだからトイレを出た。

慎「きょも〜こーち大丈夫そう？」

京「ん〜わかんないけど少しすっきりしたみたいだよ」

慎「そう、よかった。」

その後、結構時間が押しちゃってたんだけど、予定していたところに行ったよ。