ウチの最年長の秘密② (ページ14)

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じゅうななページ14

髙地side

寒気や体のだるさが家に帰ってから一気にきた。仕事中は何も感じなかったから、余計に辛くて

スマホを開いてそいつの名前をタップしていた。

ﾌﾟﾙﾙﾙ

北「、、もしもし、髙地？どうしたの、こんな時間に」

髙「、、、助けて……しんどい」

北「え、こーち？こーち!?」

ベッドで意識を飛ばした。

ピーンポーン

ガチャ

北「鍵空いてたぞ。髙地？」

髙「、、ほく…ごめんはぁはぁ」

北「熱高そうだけど測ったの？」

髙「まだ……家に帰ってきてから急にしんどくなっちゃって、、ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

北「それは辛かったね。」

熱を測ると３９度超えてて、、

北「なんか食べれる？」

髙「ううん、ここにいて？」

食欲ないし寂しくてただそばにいて欲しかった。

♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜

北斗side

夜の9時くらいに髙地から電話がかかってきた。出てみると「、、助けて……しんどい」とだけ言ってその後何も声が聞こえなくたってなんかあったんだと思って髙地行家に向かった。

髙地の家は鍵が掛かってなくて勝手に入れた。家の中は真っ暗で寝室の方に行くとベッドに倒れている髙地を見つけた。はぁはぁと息が荒くて、高熱が出ているようだった。

北「鍵空いてたぞ。髙地？」

髙「、、ほく…ごめんはぁはぁ」

北「熱高そうだけど測ったの？」

髙「まだ……家に帰ってきてから急にしんどくなっちゃって、、ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

北「それは辛かったね。」

頭をポンポンすると髙地は目を閉じた。

北「なんか食べれる？」

髙「ううん、ここにいて？」

なんか食べなきゃまずいかなと思って聞いたけど生憎食欲はないらしく『ここにいて』って上目遣いされました

髙地の手を握ってたらこっちまで眠くなってきていつの間にか寝ていた。

北「ん、、こち」

髙地の熱はだいぶ下がったらしく落ち着いていた。

疲れが溜まってたのかな。

髙「北斗、、ありがとう。」

北「熱下がった？」

髙「微熱くらいまでは……」

北「そっか、仕事行こっか？」

そのまま2人で現場まで一緒に行って樹と京本と慎太郎にはからかわれてジェシーには嫉妬されました。

ジェスが1日機嫌悪かった……

それでも気にせず笑ってる髙地はすごいよね、、、？

END