人食い妖怪のトリップ物語 (ページ6)

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第４話ページ6

空を飛んで約30分
やっと島に着いたが、そこは酷いものだった

町は荒れ果て、今も大勢の人が一般人を襲っているところだった

「うぇーん、お母さーん何処なのー」

「何だこのガキ、やっちまえー！」

貴「ヤメロォォォォォォォォ!!!」

闇を変形させ、攻撃を防ぎムチのようにしならせ辺りの海賊共を凪ぎはらっていく

「な、何だこの女は、野郎共！やっちまえ！」

貴「殺られるのは貴様らの方だ・・・」

闇で薙刀を造りだし、海賊たちを倒していく
相手の人数はざっと50近くだが
確実に人数を減らしていく、私は好戦的ではないが容赦はしない

いつの間にか相手は居なくなっていた
そして気絶した人の山、ああ言ったが人は殺しはしない、殺したくない・・・

？「あらら、もう倒されちゃってるじゃない
の」

急に背後から声がしたと思ったら後ろにいたのは、アイマスク着用のオッサン
ん？正義のコート？
ははーん、こいつが海軍だな

？「これ、お嬢ちゃんが全部やったの？」

貴「え？嗚呼そうだけど」

？「こいつらの懸賞金は3億ベリーもするんだけ
ど、お嬢ちゃんかなり強いんだね」

オッサンは何か考え事をしているような素振りを見せ、私を見た

？「お嬢ちゃん、よかったら海軍にならな
い？」

貴「・・・因みに拒否権は？」

？「まぁ無いに等しいなぁ」

ふーむ・・・海軍は海賊の敵だと親父が言っていた、でも片寄った見方をしてはこの世界を知ることは出来ない

貴「分かった、海軍になろう
因みに私の名前はルーミアだ」

ク「ルーミアちゃんね、俺はクザン、部下から
は青雉って呼ばれている、まぁあれだ、と
りあえず元帥に報告だ、船に乗って」

貴「分かった」