社 長 秘 書 ( 黄 ) ２０

＊９５４ ページ4

結婚式も無事に終わって


余韻に浸りながら過ごした数週間。



脳内ピンクとはこういうことですかね？



幸せを噛み締めながらニヤける。

そして思い出してはニヤける。

幸せの絶頂を迎えております。





♡「 ……… 毎日が幸せ。」



淳「 そいつはよかった 」



淳太に味噌汁の味が濃いって言われても、

トイレットペーパーがいつものと違うって怒られても、

岩橋ちゃんに気持ち悪いって言われても、




♡「 なーーんにも！辛く感じない！！ 」



訳の分からない内容の資料だって

いまの私は無敵。

こんな仕事、すぐ終わらせてやるぜやっほい。←





淳「 …… なんやこのめちゃくちゃな資料は(
怒 ) 」




♡「 …… あ、違いましたか。」




俺の大事な最愛の妻( ← )でも

さすがに仕事は仕事。切り替えてますね、今日も。



淳「 わからへんのなら最初から聞けや 」


♡「 すいません、……… 」




あ、いま素っ気ない！冷たい！って思ったでしょ？

そりゃそうだよ、仕事だもん。



淳「 A、代わりにこれ作って。」



これなら出来るやろ？って代わりの仕事を頼まれた。



ふふふ、ほら。淳太は優しい。

やっぱり私が世界でいちばん素敵な最愛の奥さんだから。←




淳「 おい！誤字( 怒 ) 」


♡「 あーん、ごめんってば、」



仕事に関しては淳太は変わらず

鬼のように厳しいけど、




淳「 A 」


♡「 はいはい、今度はなんでしょーか？(
怒 ) 」← 怒られすぎて不機嫌


淳「 チキン南蛮 」


♡「 は？ 」


淳「 チキン南蛮。夜。ごはん。」


♡「 ………… はい(笑)」





たまーーに、彼氏いや、旦那の顔を見せる淳太と

一緒に働くのはとても楽しい。

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