社 長 秘 書 ( 黄 ) ２０

# ９７５ ページ25

流「 来週から共同プロジェクトがあるのでそれに合わせて帰国したんです。」



濱「 は！じゃ、じゃあしばらくは … 」



流「 はい。しばらくは大阪にいます。」




い、…… いやっほぉおおおおう！！！

藤井さんと同じ日本！いや、大坂！！！

同じ空気を吸って生きていける喜び。




濱「 う、嬉しいです！また藤井さんと食事に行けるなんて … 」



流「 ふはっ、約束してましたしね。」



藤井さんの笑っている姿を見るだけで

わたしはお腹いっぱいです。

これをつまみにマンゴージュース飲みます。




流「 あんなに毎日、連絡くださるんですから。」


濱「 はっ！す！すみません … 」


流「 最初は戸惑いましたよ(笑) 」



だけど今じゃ、日課になってますよ。

今日はどんなことがあったんやろ、って

濱田さんからのLINE。



流「 いつからか、楽しみになってましたよ 」



そういって藤井さんは笑った。


いつもの愛想笑いじゃなくて、

Aちゃんに向けた笑顔と同じ。


優しい目で藤井さんは笑ってくれた。

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