社 長 秘 書 ( 黄 ) ２０

＊９７０ ページ20

♡「 はぁ……… 、ねむい、」




ねむい、だるい、めんどくさい。


毎日が眠くて、眠くて、眠くて …………



♡「 ぼんやりしてしまう、」



淳「 いつもぼんやりしてるやん 」



♡「 いてっ、」




私が作った書類が誤字のオンパレードで

さすがに呆れた淳太、いえ中間淳太社長は

書類を丸めて頭をポンっと叩いた。




♡「 ふぅうう …… 、今日出前でもいい？ 」


淳「 別にええけど、…… 食べに行くか？ 」


♡「 んーー、… 外食する体力もない、」


淳「 どうしたん、調子悪いんか？ 」



そう言って、さっきまでの仕事モードではなく

完っ全に旦那モード入って


少し心配そうに私の顔を覗き込んで


おでこに手を乗せて体温チェックしてきた。



…… わからないだろうね。

そんな不思議そうな顔して真剣に考えてるけど

あんた医者じゃないんだからわかんないよ ←



淳「 病院行くか？ 」


♡「 え、大丈夫だよ、大丈夫 … 」


淳「 いや、俺が大丈夫やないねん。」



Aには元気でいて欲しいねん。って

真面目な顔して言うもんだから

ドキッとしてしまった。



♡「 大丈夫、あれだよ、きっと 」


生理前だから、それだと思う！！！

そう言って笑い飛ばしたかった数日後に

ご来客した。どうも、１ヵ月ぶりです。




でもなんでだろ、なんでガッカリしてんだろ。

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