社 長 秘 書 ( 黄 ) ２０

☆９６４ ページ14

ま、そんなこと俺が気にすることじゃないか。

Aを言い訳にもしかしたら

俺自身がプレッシャー感じてたのかもしれない。



３１歳のおっさんが、

若い嫁もらって子作り頑張らなっていう

このプレッシャー。



……… うるせぇわ。←



それに、前言ってたやん。


Aが２人でもっと過ごしたい、って

かわいいこと言うてたから

親公認で付き合ってる時も、婚約した後も、

きっちりと気をつけてましたから。俺。←




……… たまーーーに、ハメを外しましたけど。




♡「 …… のぼせてきた、」



ぼんやりした顔で顔赤くしたAが

俺の顔を覗き込んで訴えてくる。


どうせあれなんやろな。

そろそろお風呂出たいなって意味なんやろ。




淳「 … 、どうしたい？ 」



♡「 へ？どうしたいって？？ 」



淳「 のぼせたんやろ？こことベット。どっちがええ？ 」



♡「 ……… 、」



どうせAのことやから

声大きくして「 何言ってんのばか！ 」って言って

逃げるように飛び出して寝室行くんやろな。




♡「 どっちでもいい、」



淳「 ……… は？ 」


♡「 … 、淳太がしたい時に、… どうぞ、」




…………… なっっっにその予想外の返答！


しかもちょっとよそよそしい感じが

なんかかわいい。



淳「 そんなん言ったら、このままここでやるで？ええんか？ 」


♡「 …… うん、」



………… なーーーんて( ˙-˙ )

火照って少しぼんやりした顔で返事されて

しかもAからぎゅって抱きつかれたら( しかも裸 )

もう止まらんで、知らんぞ？！←



ブレーキが〜聞かない〜 じゅん！にい！ちゃん！


ってなるぞ？←




淳「 Aから誘ってきたんやから今日は手加減なしな？ 」



なーーんて、またAのせいにして

かっこよく決めゼリフみたいなこと言ってしまったけど

冗談抜きで、今日は手加減できない。

＊９６５→←☆９６３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す