社 長 秘 書 ( 黄 ) １８

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集まってもらったのには他でもない。



♡「 淳太が今月、３１ちゃいになるんです。」


神「 はやいなぁ、あっという間に３１歳やな。」


濱「 とてもじゃないけど３１歳には見えないわね。」


♡「 そうなんだよ、見た目と中身が３１歳じゃないんだよ。」


濱「 今年成人ですって言われてもおかしくない。」



ってことで。きたる１０月２１日。

盛大に中間淳太、

この世に性を受けて３１年目という

記念すべき会をしようと思っているわけで。




♡「 アイスを３１個買ってお祝いしようか。」


神「 寒そうやし、淳太そんな食べへんのちゃう？ 」


♡「 んー、そうか … 」


濱「 じゃあ３１着、コスプレした私の写真集をプレゼント … 」


神「 … やめような、」



… とまぁ、こんな感じ話が進まないのよ。

濱ちゃんの写真集見たら、淳太どうせ

その場で投げ捨てるんだろうな。


不愉快だ！なんて言っちゃってさ。

はっはっは、わかりやすい。



神「 Aちゃん、折角の淳太の誕生日なんやから２人きりで過ごしたら？ 」


♡「 え、２人で？？ 」


神「 新婚さんやし、それに初めてやろ？ 」



淳太の誕生日、お祝いするの初めてやん。って

神ちゃんに言われて気がついた。




熟年カップルみたいな感じかもしれないけど

私たち、こうみえて誕生日お祝いするの初めてかも。


初の記念日ってやつ！？



神「 みんなでお祝いするのもええけど、誕生日当日は２人きりで過ごすのもええやん。」


♡「 … そう、しようかな。」


神「 淳太喜ぶで。」



♡「 じゃあ後日、みんなでお祝いしよう。」



これで決まり！話がまとまったところで

淳太の誕生日に向けてわたしゃ忙しいぞ。


まずプレゼント、そして食事の内容、

最高の誕生日プランを考えよう。

あー、てんやわんやの大忙し( ˙-˙ )！！



濱「 神ちゃん、ドンキに行こう。」


神「 ……… なんしに？ 」( 微笑み )


濱「 コスプレコーナーで衣装考えな！あと写真撮影もお願いしたいからその打ち合わせ諸々… 」


神「 ……… 、まって。ほんまに写真集をプレゼントにするん？ 」


濱「 当たり前でしょ！ 」


………… だめだ、もう濱ちゃんは誰にも止められない。

………… いや、止めたくない。ちょっと面白そうだもん。

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