社 長 秘 書 ( 黄 ) １８

☆８８２ ページ32

♡「 淳太 … 」


Aが泣きそうな顔してソファに転がってた。

珍し、いつも元気やのに、



♡「 できた、」


淳「 は？………… は？ 」



まって、何ができたん。まって。

ナニガデキタノデスカ( ˙-˙ )？へ、



ドラマとかで観たことがある。

女性は子供を身ごもった時

不安で落ち込んだりするシーンを。




非常にあてはまる！！、！


しかも最近、そういうことが

全くなかったといえば嘘になる。


いや、でもお腹にだした。

そんな低確率でもできるの！？？！？


俺強くない？俺の分身たち強くない！？←




淳「 A、え、っと、いつから？ 」


♡「 … 先週から調子悪くて、今日の朝わかったんだよ。」



んもーーーー、って言いながら

しょんぼりした顔でクッションに顔を埋めた。



ついに！おれ、ぱぱぱぱぱぱぱ、パパになるのか！！！！

俺の人生、いま波に乗っている！！！！


はい！三十路のー、中間はー、

いい波乗ってんねぇえええええ ←


会社も安定、新婚、そしてパパ！

踊りたい気分やわ。




♡「 最悪、……… 落ち込んだ 」



… まって、今の言葉でおれ落ち込むわ。

え？嫌なん？なんで？！

俺のベイビーちゃんやろ？は、なんで←



淳「 な、んでいやなん？ 」


♡「 嫌に決まってんじゃん！やだぁああ 」


そう言って泣き出すから、俺も泣きたいわ。←




♡「 おでこにニキビなんて最悪だよ、奈良の大仏じゃん！やぁああだああああ 」



そういって前髪かき上げて足をバタつかせながら叫んだ。

は、なにそれ。できたのってニキビの話？



………… あほらし！( ˙-˙ )


一気に興奮冷めた。浮かれて損した。



♡「 治るかなぁ、… 淳太に嫌われる、」


淳「 … はぁ、( ため息 )そんなんで嫌いならへんし。」



♡「 なおれぇええ、異物はやく治ってぇぇぇえ 」

＊８８３→←☆８８１

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