社 長 秘 書 ( 黄 ) １８

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淳「 なぁ、急に黙り込んでどうしたんや。」


♡「 え、……… なんにもないよー！」


淳「 嘘下手くそやな、なんや。」



どうしたんか？って左手を掴んで

顔を覗きこまれた時に

ポタっと涙が落ちてしまった、



淳「 A？ … どうしたんや、」


♡「 … っ、ほんま、なんもないってぇええ 」


淳「 嘘つけや、泣いてるやんか。」



どうしたんや、って呆れながらも

ポンポンと背中をさすってくれて

優しく抱きしめてくれた。




♡「 ごめ、… 淳太、指輪、」


淳「 指輪？ 」


♡「 はしゃぎすぎて、無くしたの、気付けなくて… っ、」


淳「 … 、それくらいで泣くなや、」


淳太は困った顔して、

大丈夫。見つかるからって優しく言ってくれた、



ずるい、こういう時だけ優しい。


馬鹿野郎！俺がせっかくあげたやつ

なんでなくすんやこのアホって

怒られるかとおもったけど。


なんでこんな時だけ、

淳太は最高に優しいんだ全く、すきだわー。

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