社 長 秘 書 ( 黄 ) １７

# ８５０ ページ50

流「 ………… 、」


濱「 あの、…… 趣味は魚の三枚おろしです。」



お店に入って、ご飯を黙々と食べていたけど

沈黙に耐えれなくて私が一方的に話している。


私も緊張しすぎてうまく話せないよ。←



流「 そうですか、料理されるんですね。」


濱「 … あ！はははははい！そうでふ！ 」


流「 … (笑)」


緊張しすぎて呂律回んないよ。

あー、恥ずかし。藤井さんの前で恥かいた。

それにしても、わたしゃどうすりゃええの。←


目の前に藤井さんがいるんだよ。

どこ見てご飯食べたらいいの！？

おかげでごはんこぼしまくりだよ。


かっこよすぎて口元緩みまくりだわ。



流「 ここの料理、美味しいですね。」


♡「 … っ、そうなんですよ！Aちゃんに前教えて貰って！ 」


流「 … 、確かに、Aが好きそうな店やなぁ、」


ぼそっと藤井さんは呟いて嬉しそうに笑った。

やっぱり。藤井さん、Aちゃんが好きなのか。

わかっていたけど、やっぱまだ好きなのかー。


Aちゃん、…… いい子だもんね。



流「 濱田さん、もしなんですけど 」


濱「 ……… はい？ 」


流「 台湾から帰ってきたらまた食事行きませんか？ 」


濱「 ……………… へ？ 」


流「 今日とても楽しかったんで、またお会いしたいんですけど、… あかんです？ 」


濱「 こちらこそ！( 涙 )ぜひ！ってよりもよろしくお願いします！！！ 」


流「 … いつも、LINEありがとうございます(笑)」


どうやらまだ、私にチャンスはあるみたいだ。


濱「 藤井さん！家までお送りいたします！ 」


流「 え？いいですよ(笑)僕が送りますよ。」


濱「 とんでもない！私、こう見えて強いんですよ！殺陣とかできるんです、ほら！ 」


流「 … (笑)た、頼もしいですね、それは。」



藤井さん私、Aちゃんの変わりになれますかな。

私、とっても一途ですよ！

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