社 長 秘 書 ( 黄 ) １７

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淳「 なんか、このまま寝そう、」


わかる、わかるよ淳太。


こうやって浮き輪でプカプカ浮いてたら

眠くなっちゃうよね。うんうん。

いい感じに揺れるんだよ、ゆーらゆら( ˙-˙ )



♡「 このまま寝てもいいよ、一緒に寝よう。」


淳「 あほか、溺れてまう。」


♡「 みて、手がしっわしわ、」


淳「 プール浸かりすぎてるんちゃう？ 」


水でふやけた、かっこ悪い指も

淳太はぎゅっとさりげなく握ってくれて

手ぇ小さいなって笑うから

久々にキュンとしちゃったよ。←



長い時間一緒にいると、

人間はすぐ慣れちゃう生き物だからなぁ。

どきどきすることも減っちゃうんだよ、悲しいことに。



でもねー、プールってすごいね。

どっきどきしちゃうよ。


まず距離が近い。浮き輪に浮いてるんだけど

淳太が浮き輪に捕まってるから自然と近くなる。


そして水着 → 上半身こんにちは。

肌を伝うSweat … あ、違う違う、水か。


うーーーーん、…… ビジュがいい( ˙-˙ )！


んもぅ、目のやり場に困っちゃう。




淳「 さっきからチラチラなに見てんねん。」


♡「 み、てないよ！ 」


淳「 ほんまか？(笑)」


チョンって足でつついてくるところが

お得意のＳっ気淳太様。


♡「 もー、…… えいっ、」


顔めがけて水をかけてキャッキャ遊んだ。

なにこのはしゃぎっぷり、超楽しい。



テンションあがって、バタ足もしてみた。


ついでに淳太の足も仕返しにちょっと蹴ってみよう。



………… するんじゃなかった。

私の足のコントロールが良いのか悪いのか、

淳太の１番痛みに敏感なところにＨＩＴしてしまった。



♡「 …………… ご、ごめん、」


淳太は無言のまま、浮き輪に顔を埋めてた。

あー…………… 、ごめん。

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