社 長 秘 書 ( 黄 ) １７

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淳「 予約していた中間です。」


「 お待ちしておりました。」




ついに( ˙-˙ )！念願のっ！！！！

プール！ホテルの室内プール！感激。


待ちわびていた、素敵プールに

テンションあがってステップ踏んじゃってるよ。


あ、そりゃ、猫踏んじゃった( ˙-˙ )

猫踏んじゃったったら踏んじゃった( ˙-˙ )



調子乗ったら、淳太に足踏まれたから

しばらく大人しくしとこう。



「 鍵はカードキーになりますので、お部屋を出られる際には忘れないようご注意ください。」



♡「 ありがとうございます！はい！ 」



受付の人からカードキーを受け取って

エレベーターにダッシュ！れっつごー！



淳「 A、はしゃぎすぎ。転ぶぞ。」


♡「 早く！楽しみじゃん、プール！」


淳「 見てみ、子供に笑われてるで。」



笑わせときゃいいんだよ！

わたしゃ、それよりもプールのことで頭がいっぱい。


……… それにしても、

ホテルのエレベーターはどうしてこんなに

沢山あるんだろうか。



私はいつもエレベーターが何個かあれば

どのエレベーターが先に来るか予想して

そのエレベーターの前で待つっていう

ゲームを勝手にしてるんだけど。←


……… こんなにあると決められない！！、

しかもいま何階ですよっていう

親切な表示がないから予想できない！！！



それにね、ホテルのエレベーター … 遅い。

遅いよー、ゆっくりだよー、

走ってエレベーターに向かってったのに

呑気に歩いてきた淳太に追いつかれちゃったよ。




淳「 楽しみなのはわかったから、少しはお行儀よくしといてや。」


頭をぽんと軽く叩かれた。

あーあ、いま私は犬で例えると

リード外されてはしゃぎまくってたのに

はい。もうおしまい。ってリード付けられてしまった気分だよ。←

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