社 長 秘 書 ( 黄 ) １４

☆６９２ ページ42

♡「 …… ？ 淳太なんか今日違う、」


淳「 は、…… なにが、」


♡「 んー、なんかいつも自信満々なのに今日はなんか自信なさそう、」



……… え、俺ってそんなにいつも

自信満々な感じなん？自信家な印象？？



♡「 どうしたん？ 」


Aが首傾げて、俺の髪を耳にかけて頭を撫でた。

ちょいちょい、Aさん。

いまあなた押し倒されてるのわかってますかい？←

それなのに、そんなの気にせず俺のこと心配してるとか

………… やっぱ、優しい子やね。アホやけど。



♡「 …… やっぱり、髪の毛さらさら！むかつく！ 」


淳「 なにキレてるん、急に。」


♡「 同じシャンプー使ってるのに、淳太の方がさらさら！」


１人で勝手に怒り出して、

髪の毛をひたすら撫でていいなーって羨ましそうに俺の顔を見るけど。

能天気やな、Aは相変わらず。



淳「 A、いまの状況わかる？ 」


♡「 へ？ …… あ、…… そうだった、」


淳「 ………… 」


♡「 あ、……… どうぞ？続けてください。」


淳「 アホか、ムードっちゅうもんがあるやろ。」


♡「 ……… ご、ごめん？？ 」



なんか、さっきのガッツいた気持ちは

落ち着いてしまった。


これで良かったんかもしれない。

あのままじゃ絶対、Aのことめちゃくちゃして泣かせてた。

首元にくっきり歯型残ってるし。

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