社 長 秘 書 ( 黄 ) １３

＊６１０ ページ10

淳「 どうしたん？ 」


♡「 んぇ？なにが？ 」


淳「 元気ない、」


♡「 そんなことないよ、んふ、」


それより、淳太。

チャーハンこぼしてるよって

ボロボロ米粒零すから拭いてあげた。


パラパラチャーハンだからね、！

パラッパラだから！美味しいだろ、←



淳「 Aもそう言いながらネギついてる。」


♡「 え、どこよ、」


淳「 ここ、」


口の横に青ネギがチョンとついてたみたいで

淳太がとってくれた。


それだけで自然と距離が縮まるのが不思議。


ほっぺに手を添えられて

そのまま視線が重なり合う。



♡「 ……… あ！たまご！卵スープあるの！ 」


淳「 は？ 」


♡「 淳太！卵スープ飲む？ 」


淳「 …… う、うん。飲む。」


♡「 りょーかいした！ 」



……… うそ。


いま、チューするのが嫌だった。


キスで誤魔化されたくなくて。


…… 初めて、淳太のキスを拒んでしまった。

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