社 長 秘 書 ( 黄 ) １３

＊６４６ ページ46

ギュッと流星の腕を掴んだ。


流「 ん？どうしたん？コーラが良かった？ 」


♡「 …… べつに、嫌じゃない、」


流「 ん？ 」


♡「 流星とじゃ、…… やじゃないよ。」


流「 ……… ほんまに言うてるん？ 」


♡「 … ただ、その、…… はじ、めてだから。面白くないかも、」



流星は持っていたコーラを机に置いて

手を優しく握ってくれた。



流「 そんなん言われたら俺、我慢できひんくなる。」


♡「 え、… 痛いのかな、やっぱ … 」


流「 ほんまに初めてなん？ 」


♡「 ……… やっぱ変！？おかしい？！ 」


流「 ちゃう、嬉しい。」


♡「 ……… どおしよ、何すればいいの？わかんない。」


流星は、軽々と私を抱き上げて

なんか天井付きでカーテンついてる

ちょっとやらしいベットにそっと寝かせてくれた。



流「 痛くせぇへんから、」


♡「 … ほんまに？ 」


流「 A、すき。めっちゃ好きやから。」


返事をする前に、流星はキスをした。


私のファーストキスは

なんかシュワシュワ炭酸の味がしたのと

すこしだけ、血の味がした。


今だからわかるけど、きっと流星

かなり我慢してたのかな。

唇噛みすぎて、出血したのかな。

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