社 長 秘 書 ( 黄 ) １３

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「 ねぇ、濱ちゃんと中間社長って付き合ってるって知ってる？ 」


「 聞いた！喧嘩してたらしいね、」


「 でもその喧嘩も満更でもないっていうか、」


「 じゃれあってたんでしょ？ 」


「 え！？なにそれ超仲良しじゃん！ 」




岩「 …… っていうしょうもない噂が広まってるけど？ 」


♡「 へ！？なんで！？」


岩「 さぁ、私の部署の女は底辺な女の集まりだから出処は知らないけど。」


♡「 … あ、そう。」


岩「 私には関係ないけど、たまたまアンタに出会ったら言っただけだから。」



……… 嘘つき。たまたま会うわけないでしょ。

岩橋ちゃん、社長室に用事ないでしょ←

それなのに私が出てくるまで待ってたの？


………… もう、素直じゃないな。



♡「 ありがとう、岩橋ちゃん。教えてくれて。」


岩「 べつに！私もう仕事だから帰る。」


相変わらずのツンデレお嬢さんだな。



♡「 …… だってさ、淳太。濱ちゃんと付き合ってるんだって。」


淳「 なんでや、おかしいやろ。」


なんで濱田と付き合わなあかんの？！

あんなブス！って１人怒ってるけど。



♡「 噂なんだから、気にすることないよ。」


淳「 …… それ、自分に言い聞かせてるやろ。」


♡「 ……………… ふん、」



あぁ、そうさ！そうだとも！！！！

いくら噂でもわたしゃ、おもしろーねぇわ！


♡「 彼女は私だもーーーーーん。」


淳「 わかっとる、」


♡「 なのに淳太が浮気したーーーーー！ 」


淳「 してへん、変なこと叫ぶな、」



口塞ぐでって、言いながらも

もうしっかり片手で口元押さえつけらて拉致られてますが。



淳「 おい、濱田。噂訂正してこい。」


電話も留守番電話かってくらい短くて

淳太が一方的に話して電話を切ってた。


これで解決するもんなのか。←

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