社 長 秘 書 ( 黄 ) ８

＊３８２ ページ32

♡「 楽しかったねー、人事の送別会。」


淳「 んー、普通。」



嘘ばっかり。めっちゃ楽しそうやったやん。

神ちゃんともきっと久々に

ゆっくり話したと思うし。

濱ちゃんとも言い合いしながら笑ってたし。



ほーんと。素直じゃないんだから☆



私も楽しんだし、満足満足！！

ただ、焼き鳥もうちょっと味わって食べたかったな。

淳太のこと気になったし、

他の人もいるからあんまりたべれなかったし。


あーーーあ。そこだけが心残りです。



淳「 … 来週の金曜日。行くか、」



♡「 え、どこに？ 」



淳「 そこの焼き鳥。２人で今度行くんやろ？ 」


なに、違うん？って少し顔を顰めた。


♡「 ち、違わない！行く！行きます！ 」


淳「 個室あるの？個室がええねんけど。」


♡「 あります！予約！予約します！ 」


淳「 なんで張り切るねん(笑) 」



や、やったあ！、

淳太ちゃんと私の言ってた事覚えてくれてたんだね！

今日はどうやら素直になれない日らしいけど、←


♡「 ふふふふふふ、淳太！すきすき♡ 」


淳「 アホか、」


そうやって、素っ気なくしてるけど

顔真っ赤ですよ。淳太さん。

今日はツンデレな日なんですね♡ふふ

＊３８３→←＊３８１

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す