*02 ページ2
もちろん、校門は閉まっていた。
どうしよう。……… 学校に電話するべき?
あ、電話ない。…… どうしよ、
困ったまま、校門の塀に寄りかかると
職員用の門が開いてる事に気が付いた。
よかった、ここから入ろう。
別に悪いことしてるわけじゃないけど
なぜか慎重に、気づかれないよう
ゆっくり門を開けて
キョロキョロしながら教室まで走った。
どうしよ私って案外、小心者っていうか
ビビリだから夜の学校改めて考えると怖いよ。
グランドを突き抜けて、
下駄箱まで着いたところで
私の体力限界きて立ち止まった。
つかれた、100mも走ってないけど疲れた。
肩で息しながら、上履きに履き替えて
校舎に入ろうとした時に
うしろから気配がして足がすくんでしまった。
まって、……… おばけ、かな。
いつもなら全く気にしないはずなのに
学校の怪談が頭にぐるぐる浮かんできて
急に怖くなってしまった。
「 なぁ、なにしてんの? 」
♡「 ぎゃああっ……… んぐっ、!? 」
いきなり、声をかけられたもんだから
驚いて大きな声で喚いてしまったけど
「 しーーー!声大きすぎっ! 」って
後ろから口を押さえられて
羽交い締めにされた。
え、この声って、……
♡「 … っ、し、げおか?? 」
重「 なにしてんの?こんな時間に、」
後ろにいたのは
同じクラスのサッカー部で
割かし人気のある重岡だった。
501人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一波(プロフ) - お返事ありがとうございます!常連さんて嬉しいです!お話の最後にタイトルのタネ明かしが書いてあってはっとしました(^^)次の日学校行ってもアイコンタクトだけで大きな変化がないのがリアルだなぁってお互い気恥ずかしいんだなぁかわいいなぁってほっこりしました(^^) (2018年8月29日 22時) (レス) id: 67846066e5 (このIDを非表示/違反報告)
おぽむこ ぽめこ(プロフ) - ゆり。さん» え、嬉しいです!こんなに褒めてもらえるのはこれくらいしかないので(`‐´)!気に入ってもらえると嬉しいです! (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9594d2b23a (このIDを非表示/違反報告)
おぽむこ ぽめこ(プロフ) - 一波さん» おお!ありがとうございます!常連さんだ!重岡らしい話にできたかあれですが、気に入ってもらえると嬉しいです! (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9594d2b23a (このIDを非表示/違反報告)
ゆり。(プロフ) - 完結おめでとうございます!!あかつきって…そういう意味でしたか…!!!さいっこうです!!ありがとうございました!! (2018年8月26日 21時) (レス) id: 2a1f697cc9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり。(プロフ) - 面白いしキュンキュンします。ぽめこさんやっぱ君最高だよ!!豪快に頭をぶつけるww笑いのセンスもあり、恋愛のセンスもあり…凄すぎます。 (2018年8月26日 8時) (レス) id: 2a1f697cc9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おぽむこ ぽめこ( ˙-˙ ) | 作成日時:2018年8月25日 23時