GOD DAMN ( 緑 )( 紫 )

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照「 … はい、体調不良で早退な。」


♡「 はい、…… 」


照「 確かに最近、しんどそうな顔してたもんな。」


ゆっくり休みな。って桐山先生は

あっさり早退させてくれた。



照「 １人で帰れるか？迎えは？ 」


♡「 あ、大丈夫です。バスの時間まで保健室で休ませてもらおうかなって … 、思ったり、」


照「 おん、まぁゆっくり休んで帰り。」



桐山先生と話しながら職員室のドアを開けると

神ちゃんが目の前にいて背筋が凍った。



なんで、… ここにいるの。授業は？？？


神ちゃんに全て見透かされてる気がして

冷や汗が流れた。



桐山先生が授業に戻るように

うまく促してくれてホッとしたけど

このまま保健室に行くのが不安だった。



もしかして、知らない間に

神ちゃんに監視されてるんじゃないかって。


桐山先生と下駄箱で別れて、

周りを気にしながら時間をかけて保健室に行った。


濱「 おっそいな、… 何帰るんか？ 」


♡「 サボる場所は１つしかないでしょ？神ちゃん、気づく、」


濱「 …… なるほどな、帰ったフリってわけな。」



小細工するようになったんかって

濱ちゃんは笑った。



濱「 …… どうするん？ 」


♡「 なにが？ 」


濱「 俺、久々やから余裕ないねんけど、」


強引に腕を引いて自分の膝の上に乗せて

後ろから抱きしめた。


勢いで濱ちゃんが座ってた椅子から

壊れそうな音がしてビックリしたけど

その音ですら既にどきどきする。



濱「 なぁ、… どうする？ 」


どうする？って聞きながらも

スカートの中に手を伸ばして耳元で聞いてくる辺り

私に選択肢はないみたいだ。


こういう時だけ、… ずるい。



♡「 誰か来ちゃうよ、」


濱「 来ぉへんよ。鍵かけてる、」


外出中って表に貼ってるんやからって

濱ちゃんは笑いながら首元に顔を埋めた。



濱「 我慢できひんわ、… このまま入れるで、」


♡「 え、… っ、いきなり、」


ベルトの外す音と濱ちゃんの余裕ない顔が

私のさっきまでの不安をかき消した。



濱ちゃんに抱きしめられるだけで、

こんなに安心するのはなんでなんだろ。

落ち着く、

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