GOD DAMN ( 緑 )( 紫 )

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♡「 かーみちゃん！帰ろっ！ 」


神「 ちょっと待ってな。荷物片付けるから、」


♡「 今日もバイト？」


神「 そうやで、バイトの時間までは一緒に居れるけど、あかん？ 」


♡「 ううん、あかんくない！アイス食べに行こ！ 」


私は、普通の高校生だ。

カッコよくて優しい彼氏だっているし、

友達とも何の問題なく

楽しく高校生活を満喫している。




何も、不自由ないはず。



♡「 じゃあね、神ちゃん！バイト頑張って！ 」


神「 A、気をつけて帰るんやで！ 」


♡「 わかってる！神ちゃーん！また明日！ 」



こんな優しい彼氏、他にいない。

私には勿体ないくらい素敵な人だ。



それなのに、わたしは物足りなかった。



♡「 もしもし？いま学校？？？ 」


神ちゃんに不満なんてない。

嫌いでもない、大好きだ。


大好きなのに、私はなぜか、

神ちゃんじゃない他の男の人の元に向かってる。



放課後の学校は、静かすぎて

私が知っている学校の印象を簡単に覆す。


私の足音だけが廊下を響く。

ドアを開ける音ですら大きく聞こえる。




♡「 ……… 来ちゃった。」



ドアの音で、誰か来たってわかるはずなのに

一度も振り返ることなく

座ったまま携帯を触っているあの人の背中に飛びついた。




♡「 せんせ、かまって。」



私より大きな背中にギュッと強く抱きついて

少しだけ、甘えてみる。



「 …… こんなん、神ちゃんに知られたら俺、殺されるやん。」


♡「 バレないよ、だって神ちゃん、バイトだもん。」


携帯を少し大きめの白衣のポッケに入れて

やっと、振り返って私の顔を見た。



♡「 濱ちゃん、チューしよ。」


濱「 誰にも、言ったらあかんで。」



濱ちゃんは首に腕を回して

最初は優しくキスをしてゆっくりそのまま押し倒した。



♡「 はまちゃ、… 」


濱「 声、出したら他の先生に見つかるから、」



いつからかな、覚えてない。

私は保健室の先生と身体だけの関係になった。

＊０２→

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