依存型彼女 ( 黄 )２

▽ ページ12

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ここからは我らが中間さんサイドで




お送りいたします( ˙-˙ )



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そう言って、Aのお母さんは


少し２人で話がしたいと言って


車を車庫に入れてシャッターを閉めた。




母「 これだったら、人目につかないでしょ？ 」



うち、アルソック付いてるからって


ふざけて笑うけど、気遣い出来るところが


さすがAのお母さんやなって思った。




母「 いまから、Aのこと話すけど、初めて聞く話だと思うから驚くと思う。それでも聞いてくれる？ 」



淳「 わかりました。 」



母「 わかった、あと、広島弁でるかもしれんけどそこは気にしないで。ちょっと難しい、関西弁も標準語も。 」 ←




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Aは、小さい頃から素直でいい子で


家族もお友達もみんなが大好きな優しい子だった。


それでも、みんながみんな仲良くすることは


難しいことでしょ？


Aはそれを理解できなかった。


なんで？みんな仲良くしようって言う子だった。


それを一部の女の子からは

嫌に思う子がいたみたいで、


いじめって言うのは大袈裟だけど

仲間外れにされてる時期があったの。



それからAは、１人ぼっちの


寂しさと辛さをわかっているからか


１人でいることが出来ない子になってしまった。



寂しがり屋で甘ったれな性格だから、


私と旦那は子供だから可愛いって思う反面


私たちがいなくなったらこの子はどうなるの？って不安もあった。



そんな時、Aが大阪で働くって


言った時は驚いた。


ほんとに、１人で大丈夫なの？って。



それでもAは頑張って今まで生活してたから


いま、とっても楽しいんだろうなって感じた。

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Aの、過去を少し聞いて


本当に純粋で優しい心を持った女の子なんだ。


そして、寂しがり屋で甘える癖があるのは


辛い出来事がキッカケでいまのAがいるんだって、感じた。

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