依存型彼女 ( 黄 )２

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無事、何事もなく広島に着いた。



駅から出るとお母さんの車が停まっていたから


車に乗る前に、電話をして一緒に車に乗りこんだ。



♡「 お母さん、久しぶり。 」



母「 元気だったー？？帰ってくるのしんどかったでしょ？、おつかれさんっ 」



そう言って、にっこり淳太くんに笑った。



淳「 あの… 、突然押しかけてくるように来てすみません。しかも車まで… 。 」



母「 そんな気にしないでいいって！私ね、車乗るの好きだからさ！今日は私のドライブ付き合ってよ！ 」



そう言ってお母さんはアクセル踏んで


そのまま自宅までの道を走った。




♡「 お母さん、あのね。 」



母「 ん？ 」



淳「 すみません、運転中に挨拶するのもおかしいんですけど。中間淳太です。 」



そう言って淳太くんはマスクと帽子を外した。



母「 淳太くんね！よろしくっ！イケメンさんだねぇ、 」



そう言って、Aも面食いやねって言って


ガハガハ笑った。



淳「 … 、 なぁ。お母さんもしかして俺のこと知らん？ 」 (小声)




♡「 … 多分。でもかっこいい俳優さんとかみたらすぐジャニーズって言ってるよ」 (小声)




母「 A、車庫の所開けてくれない？あと家の鍵開けてエアコンの電源付けといてよ！ 」



そう言って、家の鍵と車庫の鍵を渡して

ほら、早く早くって急かす。



♡「 はーい 」



母「 ふふ、あの子淳太くんの前やから偉い素直に言う事聞くじゃん 」



淳「 Aちゃんは、普段も素直でいい子ですよ。 」



母「 ほんとに？猫かぶってんのかねー(笑) 」



そういって、お母さんはくるりと後ろを向いて


淳太くんの目を見てニッコリ笑った。




母「 中間淳太くん。ジャニーズWESTって知ってる？ 」




淳「 え………… 、 」




母「 ジャニーズWESTの、中間淳太くんだよね？ 」

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