連敗ガール ( 赤 )４

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涙をそっと拭ってくれて


非常階段の１番上の段によいしょと腰掛けた。



重「 … 座りよ、ここ。」



♡「 ん… 、」



とりあえず、２人並んで座った。



重「 …… 、神ちゃんと仲ええやん。」



♡「 … 、自分だって。隣の女子と楽しそうやん。」



重「 なんや、ヤキモチか(笑)」



♡「 ち、がう！そんなわけ！」



重「 しーっ、一応授業中やから。」



♡「 あ、ごめん、… 」


重「 話をな、ずっと… したくてな。」



ゆっくり、誰にも邪魔されんとこで


話したかったって静かにシゲちゃんは話し出した。

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