☆ ( Can't stop ) ※閲覧注意

☆１２ ページ13

家に着いて、Aの腕を引いて俺の部屋に連れていった。



♡「 望っ、なに？ 」



望「 なに？やないやろ、どういうことやねん。結婚って、」



♡「 … 、帰りの車でお父さん言ってたでしょ。その通りだよ、」



望「 Aは、それでええんか？ 」



♡「 … 仕方ないでしょ、家族のためだもん。」



望「 違う！家族なんて関係ない、… Aはどうしたいねん、」



♡「 … 結婚、する、よ。」



なんで、なんでそんな作り笑いするねん。



電気も付けず暗闇の中、２人立ち尽くしたまま


沈黙が続いた。



♡「 … 今月には籍入れて来月には式挙げるって… ほんませっかちさんなんやね。… 桐山さんって、」



やめろや、



♡「 あんな素敵なお家に私住めるんだね、すごいよね、」



やめろって、



♡「 望も、遊びに来てくれるやろ？シャンデリア興奮してたし、」



望「 もう、やめろや！ 」



そう言って、Aを抱きしめた。

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