☆ ( Can't stop ) ※閲覧注意

# ０９ ページ10

♡「 ただいま、… ん？ 」



望「 あ、おかえり。何処か行ってたん？ 」



♡「 うん、会社の人とお昼食べてきた。」



望「 へー、そんなん。なぁ、今日出かけるん知ってる？ 」




♡「 … え、うん。」




望「 … どこいくん？ 」



♡「 … お父さんの親会社の社長さんの家。」



望「 ほー、なんしに行くんやろな？ 」



そう言って望は携帯ゲームに夢中になって


黙り込んだ。



…… 望に、言わないと。



でも、どうしても望にだけは知られたくない。



なんでやろ、望には言えない。


いつも、なんでも望には１番に話していたのに。


このことだけは望には言えなかった。

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