女子力講座２( 緑 )

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流「 … 別に無理に女らしくせんでもええよ 」



♡「 いや、別に無理してないし。」



流「 お前らしくないやん、いつもみたいに俺はサッパリしたAの方が好きや。」



♡「 ……… ん？ 」



藤井の言ってることがよくわからなくて


キョトンと、マヌケ面で藤井を見つめた。



流「 … お前、俺の話聞いとったか？ 」



♡「 ごめん、聞いてたけど理解できへん、」



流「 はぁ… 、鈍感やな。ええか？俺はお前がすきやねん！ 」



♡「 うん、」



流「 せやから無理に女らしくせんと、いつも通りAらしくおってもええねんで！って言うてるの！ 」



♡「 …… はぁ、わかりました。 」




・ ・ ・ ん？



♡「 え、待って。あんた私のこと好きなの？ 」



流「 おう、 」



♡「 … なんで？ 」


流「 なんでって…… 、変に着飾らないところとか。正直者のところとか。」



♡「 へーえ、」



流「 … 普通さ、告白されたりしたら照れたりせぇへんの？ 」



♡「 いや、照れるより驚きの方が勝つ 」



そっか、藤井は私のありのままの姿が


好きなんだ。… なるほど。

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